末梢血管疾患

末梢血管疾患

動脈、静脈を含めた全身の血管の病気が対象となります。手術を必要とする場合もありますが、内服薬による治療が優先される場合もあります。

末梢動脈疾患

狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患と同様、末梢動脈で、動脈硬化性のプラークと呼ばれる脂肪の塊が血管の中で形成され、血管の内腔を狭め、組織への動脈血流を減少させます。下肢、上肢、腎臓、頚部等の動脈で起こり、次のような症状を生じます。

・跛行;坂道、階段あるいは平らな所でも歩行により、臀部、太もも、ふくらはぎの部分に痛みを生じます。休むと痛みは無くなってくるのですが、歩き出すとまた痛みが生じてきます。痛みの生じる歩行距離は血行障害の程度によって変わります。
・皮膚の冷感、色調の変化(紫色、蒼白)。
・何でもないような傷でも治りにくい。
・下肢の潰瘍(皮膚の欠損)、壊死。
・薬の効きにくい高血圧。

静脈瘤

主に下肢の静脈(表面の青く浮き上がった血管)が拡張、蛇行する病気です。