17.食中毒:「冷蔵庫だから大丈夫」と安心していませんか?

梅雨真っ只中の季節。


「とりあえず冷蔵庫に入れておけば安心」とばかりに詰め込んで、冷蔵庫がいっぱいになっていませんか?


消費期限や賞味期限が切れている食材や、使いかけの調味料などのほかに、食品からもれた汁で庫内が汚れていたり、詰め込み過ぎて庫内温度にムラがあったりすると、細菌が繁殖する可能性があります。


・「冷蔵庫」の適温は?


厚生労働省の「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」では、冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫はマイナス15℃以下に維持することが目安とされています。細菌の多くは10℃では増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃では増殖が停止しています。しかし、細菌は死ぬわけではないので、早めに使い切ることが大切です。


・冷蔵庫の温度を知っていますか?


・冷蔵室 約5℃


・野菜室 約6℃


・冷凍室 約マイナス18℃


・パーシャル 約マイナス3℃・・・食品を微凍結させる温度帯


・チルド室・氷温室 0℃前後・・・食品が凍る直前の温度


・冷蔵室扉 6~9℃・・・扉部分は温度が高めで、温度変化も大きい。温度変化にあまり影響を受けない食品を置くようにしましょう。


上の温度はあくまでも目安なので、ご自宅の冷蔵庫がどれだけ冷えているか、実際に温度計をいれて確認してみましょう。


・庫内温度を保つためには?


・熱いものはよく冷ましてから庫内に・・・熱いままでは庫内の温度が上がってしまい、ほかの食品が劣化してしまいます。


・開閉はすみやかに・・・冷蔵庫の扉を開けるたびに、暖かい空気が庫内に入り、食品の温度が上がってしまいます。何を出そうか、考えてから開けるようにしましょう。


・詰め込み過ぎは禁物!庫内容量の7割くらいを目安に・・・冷気が循環せず、食品が冷えるまで時間がかかります。


定期的に冷蔵庫内の整理整頓することで、入れっぱなしの食品がないかチェックし、効率よく冷やせるようにして、食中毒予防にも役立てましょう。


管理栄養士 高橋真由美