診療放射線科のご案内

「診療放射線科」では患者さんが安全かつ安心して画像検査を受けられるよう十分な説明を行い細心の注意を払って検査するよう心がけています。
また、院外からの検査依頼に対しては、「地域医療連携課」と連携して優先的に行い迅速に結果をお届けできるよう心がけています。
平成21年6月より検査画像データ出力がフィルムではなくなり、フィルムを待つ時間がなくなりました。

画像診断装置の紹介

当院に採用されている画像診断部門の装置をご紹介します。

X線撮影装置

一般用X線撮影装置 3台 (FPDシステム2台)

一般用X線撮影装置

一般用X線撮影では、4枚のFPDを用いて低被曝での胸部、腹部、骨等のX線撮影を行っています。

ポータブルX線撮影装置 5台 (FPDシステム3台)

ポータブルX線撮影装置

動けない患者さんの撮影は3枚のFPDを用いたポータブル撮影装置にて病室や手術室での撮影を行っています。

外科用X線イメージ装置 2台

外科用イメージ装置は特に整形外科の手術時に透視を行う装置です。

パノラマ撮影装置 1台

X線TV装置

歯や顎の撮影に用いられ1回の撮影でパノラマ画像が撮影できます。

X線TV装置 3台

X線TV装置

造影剤(バリウム等)を用いた消化管検査を中心に、3台の装置でデジタル撮影を行っています。BE(注腸)もこの装置で行います。またCアームタイプのTV装置も導入されており、肺の細胞採取や胆道系の治療・検査を安全に行う事が出来ます。

血管撮影装置 2台(心カテ専用、血管撮影装置)

血管撮影装置

心カテ用血管撮影装置

血管撮影検査はX線透視下でカテーテルという細い管を足の付け根や腕などの血管から入れて、目的の血管に造影剤を注入して検査を行います。適応される部位は頭部、心臓、腹部、などほぼ全身の血管となります。また、診断だけでなく血管の狭い部位を拡げる血管拡張術など、血管造影検査の手技を利用した治療(IVR)も行われています。

X線CT撮影装置 2台(320列、64列)

X線CT撮影装置

CT検査は、ドーナッツ型の装置の中央に体を置いて、周囲からX線(放射線)を照射します。体の組織によるX線吸収の違いを、コンピュータで計算して、画像を作ります。全身のあらゆる部位の検査に有効ですが、特に早期の肺がんの発見や脳出血の発見などに役立っています。当院ではマルチスライスCT(320列と64列)を導入しており、検査時間が格段に短くなりました。特に320列CTは現存装置の中では最高数の検出器を有し高精度な検査が可能となっています。造影剤使った造影CT検査もあります。造影剤に詳しい放射線科の看護師が担当します。何か変わったことなどがあった場合迅速に対応します。近年ではあらゆる方向の断面像や三次元画像を作ることも可能です。心臓3DCT検査も行っており、冠動脈の評価が行えるようになりました。

MMG(マンモグラフィー)

MMG撮影装置 1台

MMG(マンモグラフィー)

MMG(マンモグラフィー)は乳腺専用の撮影装置です。乳腺内における微小石灰化・腫瘍の描出をデジタルシステム(CRシステム)にて行っています。乳腺検査室には乳腺専用の超音波装置も置いてありMMGと併用して検査することも出来ます。当院では乳腺検査(MMG・US)においては全て女性技師が担当していますので安心して検査を受けて頂けます。

MRI装置

MRI装置 2台(3.0T、1.5T)

MRI装置

MRI検査は円筒状の穴の開いた中に入り検査をします。CT検査より圧迫感を感じるかもしれませんが安心して検査が受けられます。狭いところが苦手な方は、遠慮なく担当者に声をかけてください。検査中は大きな音がします。声が聞き取りにくいので連絡用のブザーをお渡しします。何か変わったことなどあった場合は連絡用ブザーを握っていただければ迅速に対応します。強い磁場の中での検査となります。安全に検査ができるよう取り外せる金属類、入れ歯、カイロなど外して検査をします。3.0T装置の導入により頭部領域の検査において高画質画像の提供が可能となり、初期の脳梗塞の発見に役立っています。輪切り像だけでなく、縦や斜めの断層像も撮影できます。またX線を用いないためX線の被曝がありません。検査時間は30分から60分程度かかります。検査時間が長いので、患者さんにはできるだけ負担のかからない体位で検査を受けていただけるように努めています。

その他

超音波診断装置 4台

乳腺エコー

US(超音波検査)4台の装置を用いて、腹部領域を中心に、甲状腺、乳腺、頚動脈、下肢静脈、等の検査を行っています。

骨密度測定装置 1台

骨密度測定装置

2種類のX線を利用して骨密度を測定し、骨粗しょう症の判定や比較を行っています。平成27年に装置の更新があり検査時間を大幅に短縮が出来ました。

診断用核医学装置 2台(SPECT-CT,SPECT)

診断用核医学装置

RI検査(核医学検査)は、放射線同位元素というごく微量な放射線を出す薬剤を主に注射をしたり、時に口から飲んだり吸ったりして体内に入れます。この薬剤は、目的とする臓器ごとに種類のちがう薬剤を用いています。そして、体内から出てくる微量な放射線をシンチカメラでという機器で撮像して画像にする検査です。薬剤は、尿または、排便として体外に出されます。この検査は、脳や心臓といった目的部位ごとに検査方法も変わってきますが、注射と同時にする検査ものもあれば、数時間から長ければ一週間後に検査するものもありさまざまです。また、検査時間は約30分から40分寝台の上に寝て検査をします。核医学検査は、主に臓器の形態的検査や機能的検査に用いられています。また治療、痛みの緩和等でも使われるようになってきました。

治療部門の装置

当院に採用されている放射線治療部門の装置をご紹介します。

高エネルギー放射線治療装置(リニアック)1台

バリアン リニアック CL2100C

 がん(悪性腫瘍)治療には、手術、抗がん剤、放射線治療が3本柱になりますが、切らずに治す放射線治療は、上手く使えば体への負担も少なく、年齢に関係なくさまざまながんに対して有効な治療法です。 放射線はがん細胞だけでなく正常な細胞にも同じ作用をしますが、正常な細胞はがん細胞よりは障害の程度が軽いため放射線治療ができます。放射線を繰り返し照射すると。細胞に損傷を与え、がん細胞が受けた傷はどんどん悪化し、細胞を死にいたらしめたり、細胞分裂する能力をなくし、がん細胞はやがて死滅します。正常な細胞は、損傷は受けるものの、ある程度は自らを修復することが出来るため時間の経過とともに回復します。この放射線の効き具合はがんの種類によって異なります。効果を最大限に発揮させるため、10回から36回程度に分割して繰り返して放射線を照射します。
当院では高エネルギー放射線治療装置(リニアック)を用いて、放射線治療の専門医がCT画像を使用した3D治療計画を作成し、どの方向から照射しても腫瘍の形に整形できる、60対のマルチリーフコリメータ(MLC)を使い、正常組織になるべく照射しないように注意して、標準的な体外照射(体の外から放射線を照射する)を行っています。
放射線治療の新患受付は毎週火、水曜日の午前中です。放射線治療をご希望の方は、かかりつけの先生にご相談下さい。当院は2名の放射線治療専門医(火、水のみ)をはじめ、1名の放射線治療専門技師・放射線治療品質管理士を中心に3名の診療放射線技師で治療にあたっています。また優しい看護師もお待ちしております。

結石破砕装置(ESWL)1台

 腎臓、尿管や胆嚢の結石を体外から衝撃波を打ち続けて細かく砕き、自然排泄をさせる治療を行います。

 

色々な検査がありますが、患者さんにとって苦痛が少なく、スムーズで的確な検査を目指しています。検査に対してわからないことや不安なことありましたら気軽に担当者が説明しますので気軽にお尋ねください。お待ちしています。

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