物忘れが心配

認知症の原因となる病気には、アルツハイマー病のほかに、レビー小体病、多発性脳梗塞など、他にもたくさんあります。なかには、慢性硬膜下血腫・正常圧水頭症・ホルモン異常など治せる認知症もあります。もし、認知症と診断されても、できる限り進行を抑えこれまでと変わらない生活を続けられることが大切です。そのためにも早期診断が重要になってきます。
物忘れが気になるけれど、「年とのせいなのか」「脳の病気なのか」と不安になっている方、ご家族の方、お気軽にご相談ください。

多職種による共同診療

物忘れ外来では、脳神経内科・精神科・臨床心理士と共同で診察を行ないます。認知機能検査・血液検査・脳の画像診断（CT・MRI）・脳血流シンチ・脳波など、患者さんの症状や状態に合わせ検査をします。診断後は、かかりつけ医と連携をしながら治療を進めて行きます。
さらに、身体合併症や認知症の行動心理症状への対応は、地域の関連医療機関と連携し対応していきます。また、看護師・精神保健福祉士が介護や社会資源の利用方法などの相談にも応じます。

受診方法

物忘れ外来は、完全紹介予約制(毎週水曜日午前)となります。
かかりつけの先生から紹介していただきますと、当院からご連絡先に電話をし、受診予約日を決めます。
受診の際は普段の生活の様子をうかがいますので、ご本人・付き添いの方で来院ください。

お問い合わせ

JA長野厚生連 北信総合病院　地域医療連携課
〒383-8505 長野県中野市西1丁目5番63号
TEL:0269-22-2151(代)