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健康へのワンポイントアドバイス

34.清涼飲料水の摂り過ぎに注意しましょう!

これからの時期、皆さんがよく口にする清涼飲料水ですが飲み過ぎには注意が必要です。

一般的に清涼飲料水とは、アルコール飲料や牛乳、乳酸菌飲料以外の飲み物のことを言います。特にコーラやサイダー、果物ジュース、スポーツドリンクなど糖分を含む飲料の飲み過ぎは、エネルギーの過剰摂取につながりますので注意しましょう。

コップ1杯(200ml)の清涼飲料水に含まれる糖分をスティックシュガーで表すと・・・
  • コーラ:7~8本
  • サイダー:約7本
  • オレンジジュース(果汁100%)約3本
  • スポーツドリンク:約3本
  • 水・お茶:0本

※スティックシュガーは1本3gとして、炭水化物(g)で換算しています。

炭水化物=砂糖というわけではありませんが、これほど多くの糖分が含まれていることに違いはありません。糖分の摂り過ぎはエネルギーの過剰摂取につながり、肥満や糖尿病をはじめとする生活習慣病の原因にもなります。

夏場の水分補給は熱中症を防ぐためにも大切です。上記のことを踏まえ、水やお茶といった糖分を含まない飲料を中心に、ジュースやスポーツドリンクなどの清涼飲料水は1日1杯までにするなど量を決めて飲むようにしましょう。

また、昨今は人口甘味料を使用した0kcal(ゼロキロカロリー)の清涼飲料水が販売されています。通常の商品に比べてエネルギーや糖分は少ないものの、厳密には100mℓあたり5kcal未満のエネルギーを含みます。やはり量を決めて飲むようにした方が良いでしょう。

管理栄養士 中島 康一